No.001 「妊娠の成立について」 1999年3月号掲載

今回は妊娠の成立についてお話ししようと思います。

Q: どの様にして妊娠するのでしょう?
A: まず女性の性管内に進入した精子は、子宮口より子宮内、卵管へと進み卵管で卵子と受精、分化しながら子宮腔内へ進み、子宮内膜内に陥入し着床、妊娠が成立します。
Q: では妊娠に必要な卵子は、 いつ卵巣より排卵されるのでしょうか?
A: 28日の月経周期では、月経開始日より14日前後で排卵が起こります。中間痛(排卵前後の下腹部痛)中間期出血(排卵前後の帯下に混じる少量の出血)で排卵が分かる方もいますが、それがない方でも頸管粘液の変化で知る事が出来ます。透明で粘調性の帯下が増え、指に取ると10cm以上糸を引くようになった時が排卵と考えて良いと思います。
 卵子は卵管内で24 時間程度受精機能を保ちます。又、精子は射精後90秒以内に頸管粘液に進入し15分〜45分後には卵管内に到達、80時間くらいまで卵管内にとどまり受精能を保つといわれており、これらから排卵日前、4〜5日より排卵後1日の間が最も妊娠しやすい時期と考えられます。もちろん子宮の形の異常、卵管の通過性、運動性、ホルモン環境、精子の数等その他の条件が充たされることも必要です。

当コラムは”タウン情報誌Jam函館”に掲載されたものです。

No.001
「妊娠の成立について」

No.002
「避妊法について」

No.003
「妊娠初期の異常(1)流産」

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「妊娠初期の異常(2)つわり」

No.005
「月経前症候群」
No.006
「更年期について」

No.007
「妊娠の診察」

No.008
「妊娠の検診」

No.009
「妊婦とスポーツ」

No.010
「クラミジア感染症」
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「月経とは」

No.012
「体重減少性無月経」

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「十代の妊娠」

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「出生前診断」

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「婦人科の手術」
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「婦人科の手術2」

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「婦人科の手術3/不妊症と筋腫」

No.018
「婦人科の診察」

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No.020
「避妊について」
No.021
「お産の話」

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「腰痛-婦人科疾患による」